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「教育提言」議論こそ
大阪市
井上氏、校長処分を批判 |
井上ひろし市会議員 2021年9月24日 |
日本共産党の井上広大阪市議は24日、市議会教育こども委員会で、市の教育行政に関する教育委員会の基本的な考え方などについて質疑しました。
井上議員は、市の教育行政に関する提言をした木川南小学校の校長に対する訓告処分について触れ、「提言してくれてありがとう、これを契機にもっと議論していこうと返すべきではないか。何で処分なのか理解できない」と批判しました。
今年度、感染者数が拡大している中で実施された中学生チャレンジテストについて。「学校休業等で当日実施できなかった29校が後日実施したのは、公平性・公正性に欠ける。同じテストを日にち変えて実施する発想自体がおかしい」と批判。中学3年生のテストが年間合計13回もあることを指摘し、「テスト漬けにして、入試本番で実力を発揮できるのか。教員もテストに振り回されている状況。本年度の内申は、不公平・不均衡なチャレンジテストを使わずに、本来の各学校の評価基準を使うべきだ」と要望しました。
今回、連合町会長11人、最多連名の陳情が出されている生野区西部地域の学校再編について、「行政が一方的に進めるのではなく、地域、保護者などの声に、区長、教委、市長が耳を傾け、丁寧に話し合いを続けることが大切だ」と訴えました。
(2021年10月1日付しんぶん赤旗) |